ライセンス方針 / Licensing Philosophy
オープンアイは、以下の方針に従ってライセンスを提供します:
- ライセンスは無制限にお使いいただけます。複数のコンピュータ及びプラットフォームへのインストール、複数のプロセッサの使用、複数の計算の同時実行が可能)
- 以下の種類のライセンスがあります。
- サイト指定永久ライセンス(perpetual, site-wide license): 永久にお使いいただけるライセンスです。契約対象の研究拠点内においてのみお使いいただける「サイト指定」ライセンスとなります。ユーザ数の制限はありません。 二年目以降の保守・サポートの継続はオプションとなりますので、別途保守契約が必要となります。
- サイト指定年間ライセンス(annual, site-wide license): 1年間お使いいただけるライセンスです。契約対象の研究拠点内においてのみお使いいただける「サイト指定」ライセンスとなります。ユーザ数の制限はありません。
- ユーザ指定年間パッケージ・ライセンス(annual, per-user package license):契約書に明記された個人のみが、パッケージに含まれる製品を1年間自由にお使いいただけます。パッケージには、分子設計分野の全てのアプリケーションが含まれます。非営利研究機関の場合は、グループ単位での契約も可能です。
- 学術研究機関向け年間パッケージ・ライセンス:ライセンスは無料で提供されますが、サポートはありません。
- 製品価格は当社のホームページに掲載されており、全世界どこでご購入いただいても同一価格となります。
- 短期評価ライセンスでは、計算結果は評価目的にのみ使用でき、研究などへの転用は禁止されています。
- 標準のライセンス契約では、製品使用目的は社内の創薬研究のみに限られています。以下のような場合は、契約条件について直接お問い合わせください。
- 当社のソフトウェア、ツールキットを使用して、営利目的のソフトウェア、データベースなどを開発する場合
- 当社のソフトウェアを第三者へのサービスに使用される場合
- 上記を含め、コンサルティング業務に使用する場合
- 当社はソースコードの販売は致しませんが、当社製品のアルゴリズムに使用されたプログラミング用ツールキットは販売します。
オープンアイのソフトウェア・ライセンスは、「無制限の使用」を許可しています。すなわち、任意の数のコンピュータ及びプラットフォームへのインストール、任意の数のプロセッサを用いたパラレル計算、任意の数の計算の同時実行が可能です。当社のライセンスはソフトウェアの使用に関して、トークンやその他恣意的な制限事項を含みません。ライセンスを購入されたソフトウェアを使用し、最大限の効果を引き出されることを奨励します。
サイト指定永久ライセンスは、契約対象の研究拠点(サイト)内に限りユーザ数無制限でお使いいただけます。年間パッケージ・ライセンスは、指定された特定のユーザのみの使用に限定されますが、その他には使用制限はなく、上述の無制限使用条件が適用されます。
オープンアイの永久ライセンスは、研究拠点(サイト)単位のソフトウェア・ライセンスです。すなわち、特定の研究拠点内のユーザのみに、インストールと使用が許されています。ある研究拠点にインストールされた製品がその研究拠点外の研究者に使用された場合には、複数拠点での使用と見なされ、それに応じた費用が請求されます。
契約書に明記された研究拠点内では無制限の使用 が許可されており、お使いいただけるユーザ数に上限はありません。しかしGUIは例外で、VIDAについては別途ユーザ数に応じた契約を結ぶ必要があります。
オープンアイのサイト指定永久ライセンスは、無期限にお使いいただけるライセンスです。つまり一度購入された製品は、そのバージョンの製品が稼働可能なハードウェアが存在する限り永久に使用できます。
永久ライセンスには、最初の一年間の保守、すなわち技術サポート・ソフトウェアの更新・新規のプラットフォームへの移植、が含まれています。二年目以降はオプションの保守契約によりこれらの保守を受けることができます。保守契約はその時点のライセンス価格の18%で毎年更新できます。
研究拠点(サイト)単位のライセンスとして、年間ライセンスもご用意しております。ライセンスの使用期限が1年間であること以外の条件は、サイト指定永久ライセンスと全く同じです。価格は永久ライセンスの35%となります。短期で終了するプロジェクトには、こちらの契約形態がお勧めです。
ユーザ指定年間パッケージ・ライセンス
サイト指定永久ライセンスは、必ずしもあらゆる企業の需要に合ったものではありません。例えば、1年ごとの資本で経営されている新興会社の研究者の場合は、永久ライセンスの購入はあまりお勧めではありません。また、モデリングの研究者が1〜2人しかいない場合は、ユーザ数無制限ライセンスは不必要と言えます。特にリード化合物創出および最適化がオープンアイ・ソフトウェアのみでほぼ可能な場合には、ソフトウェアごとにサイト指定永久ライセンスを購入すると費用が高額になってしまいます。そこでオープンアイは、オープンアイ製品を用いて一連の研究の実施を希望する小規模団体や企業のために、ユーザ指定年間パッケージ・ライセンス をご用意しました。
また、商用製品となる可能性の高い研究や特許取得に至る研究を行なっている非営利団体や政府機関向けに、研究グループ単位の年間パッケージ・ライセンスが提供されるようになりました。より詳しい説明は、非営利研究機関向け研究グループ単位年間パッケージ・ライセンスのページをご参照ください。
年間ソフトウェア・パッケージには、BROOD, EON, FILTER, FRED, OMEGA, POSIT, QUACPAC, ROCS, SZMAP, SZYBKI, OEChem TK, VIDA & VIVANTが含まれています。BROODは、バイオアイソスター予測を高速に行うソフトウェアです。FILTERは、バーチャル・リガンドライブラリーから不適切な化合物を排除します。QUACPACは、全ての化合物のプロトン化状態を均一化して互換異性体の列挙を行なうとともに、正確な電荷を付与します。OMEGAは、必要なリガンド立体構造の作成を行ないます。ROCSとEONは、立体形状と静電場を用いてリガンドに基づくスクリーニング( ligand-based screening)を行ないます。ターゲット蛋白質の立体構造情報がある場合には、FREDでドッキングが行なえます。 SZYBKIは、リード化合物のエネルギー極小化に使用されます。 VIDAは結果を可視化し、VIVANTはパワーポイントやウェブサイトへの出力を可能にします。OEChem TKは、これら様々な作業の全てを支援します。
オープンアイは、純粋な学術研究の促進・育成に努めています。当社の利益と競合しない限り、学術研究者の支援を行ないます。その一環として、オープンアイは非営利機関に対し、学術用ライセンスをサポート抜きで無料提供しています。
オープンアイは、学術機関と呼ばれる組織内で、多種多様な学術活動・商業活動が行われている事を知っています。そのため、大学の研究グループ全てに無料の学術ライセンスが提供される訳ではありません。また政府機関の研究グループ、非営利団体、小規模な研究組織にこのライセンスが適用される場合があります。
これらのライセンスは、結果として得られた知的財産が公的資産となる研究についてのみ使用が許されています。商業化を目的とした製品につながる研究や知的財産の使用料を生む研究の場合には、研究が行われている組織のタイプに関わらず一般の企業向けライセンスまたは非営利研究機関向け年間パッケージ・ライセンスが必要となります。
同一の組織内でも研究グループによって状況が異なるので、グループごとに学術用ライセンスの資格審査が実施されます。許可された場合は、製品の使用は許可された主任研究員が属するグループ内に限定されます。
この資格は永久のものではなく、学術ライセンスが提供された後でも研究結果が商業化された場合は、企業向けライセンスまたは非営利研究機関向け年間パッケージ・ライセンスのご購入が必要となります。
詳細については、学術ライセンス契約をお読みください。契約書の条項に同意しライセンスを希望される場合には、申し込みページにて必要事項をご記入の上お申し込みください。なるべく迅速に対応するように努めておりますが、ライセンス発行までに一週間ほどかかることがあります。非営利研究機関向け年間パッケージ・ライセンスをご希望の方は、oe_japan@eyesopen.comにご連絡ください。
オープンアイ製品が貴社の研究に本当に役立つかどうかを判断するために、購入に先立ってご希望の製品を評価することができます。当社は、一部機能のみを含むデモ版ではなく完全な製品版を試用できる短期評価ライセンスをご提供しています。評価の際には指定された研究拠点内においてのみインストールと使用が可能で、ユーザ数・インストールするコンピュータ数・並列計算起動時のプロセッサ数・同時実行ジョブ数は無制限にお使いいただけます。
この評価ライセンスは、評価目的の使用のみを許可するものです。得られた結果は、研究等の製品評価以外の目的に利用することはできません。当社製品を評価中に、バーチャル・スクリーニングで得られた候補化合物が、HTSで見過ごされていたにも関わらず活性を示す事があります。この場合には、直ちに正規のライセンスをご購入いただかねばなりません。この際契約はさかのぼった日付で締結され、計算結果に基づく知的財産は正規のライセンス下で得られた事になります。
評価ライセンスのお申し込みに際しては、評価契約事項をご参照ください。この内容に同意される場合は、「同意ボタン」をクリックした後自動的に表示される申込み書のページに必要事項をご記入の上お申し込みください。その後当社より製品ダウンロード・インストールの説明と共に、ライセンス・キーをお送り致します。
評価用ライセンス・キーは、当社にて作成後二ヶ月で無効となります。貴社でのインストールから二ヶ月間有効という意味ではありませんので、評価ライセンスのお申し込みの際には、この点にご注意ください。
オープンアイはプログラミング・ツールキット を販売しています。プログラム開発者はこれにより、 分子形状・静電荷・立体構造構築・リファインメント・分子データ処理分野の当社最先端アルゴリズムに、様々なレベルでアクセスすることが可能となります。ツールキットを用いてユーザが研究ワークフローに合わせた独自ソフトウェアを開発できるのと同様、他の商用ソフトウェア開発者にとってもツールキットは非常に有益なツールとなります。分子モデリング分野は非常に広範なので、当社の開発の手が届かない部門が多くあります。当社のツールキットやプログラムを用いてソフトウェアやデータベースを開発し、それを販売する事を考えておられる方は当社までご連絡ください。貴社のご要望に合わせた契約事項についてご相談を承ります。
オープンアイの標準ライセンス契約は、社内研究及び第三者との共同研究への使用が前提となっています。ただし共同研究においては、単にソフトウェアを使用するだけの関係は除きます。標準ライセンス契約には、当社製品を用いた受託モデリングやデータベース構築といった委託業務(サービス)は含まれていません。
当社製品を委託業務目的に使用する場合には、以下の二つのオプションがあります。
- サービスを依頼する全ての顧客が当社製品の該当するライセンスを持っている場合は、委託研究は顧客のライセンスの範囲内であると見なされます。この際、委託研究の実施のみで自社研究を行わないのであれば、製品使用に関して当社に直接ライセンス料を支払う必要はありません。少数の顧客に対して当社製品を用いた受託研究を行う場合、これが一番シンプルな形態になります。以下にこの形態に当てはまる具体例を示します。:
- 顧客が既にライセンスを保持している。この場合は、そのまま受託研究を実施できます。
- 顧客がライセンスを保持していない。この場合は、オープンアイから標準ライセンスを購入するよう顧客に依頼するという方法があります。
- 顧客がライセンスを保持していない場合、顧客のためにサイト・ライセンスを購入し、その費用を顧客の受託料金に転嫁するという方法もあります。
- 当社からサービス用ライセンスを購入することもできます。上述の条件を満たすことが困難な場合や顧客が多い場合には、サービス用ライセンスをお申し込みください。サービス用ライセンス価格は標準ライセンス価格より高くなりますが、正確な価格は実際の契約事項に基づいて設定されます。